ユーザ事例
 株式会社インターアシスト 様

設立:2000年
本社:千葉県柏市
資本金:1100万円
売上高:5億円
業務内容:
物流システム開発・運営 :システムの構築・開発/ロジスティックセンターの運営代行
情報システム開発・運営 :システムの構築・開発/情報システム機器のホスティング、
                 ハウジング
物流業務代行 :物流業務全般の処理代行/受注センター業務の代行
システムコンサルタント :財務会計システム/情報システム/物流システム全般

ゴルフ用品や「禁煙パイポ」などで知られるマルマン株式会社の情報システム部門出身者らによって2000年に設立されました。
 売上構成では、全国5カ所に計4100坪の拠点を持つ物流が売上全体の80%を占めるが、「テクノロジーこそ新しいソリューションを切り拓く原動力」(吉田一男 代表取締役)という考え方の下、物流とシステム開発・運用の両面にわたって新規技術の調査や検証に意欲的なお客様です。
「弊社の技術陣は、システム/38時代からRPGを活用しているベテラン揃いで、サービスを提供中のASPシステムも、開発でお手伝いするお客様のシステムも、すべてRPGによる手組みです。RPGは実によくできた言語で、お客様のどのような細かいご要望にも対応できています」と吉田様は言う。

 そうしたインターアシスト様に、従来からIBM i基幹システムの開発・運用で支援サービスを提供しているマルマンオプティカル株式会社様から「直営店の販売担当者や外出先の営業担当者が簡単に本社システムにアクセスでき、在庫照会したり受注業務に使えるシステムを短期間に低コストで作れないか」という相談が持ち込まれたのは、今年(2009年)春のことだった。

 さっそくインターアシスト様では、現行RPGシステムのWeb化や、IBM i上にPHPプログラムを搭載してインターネット経由でアクセスする方法、さらには分散サーバー(Windows)を立てJDBC経由でDB2と連携する方法などの検討に着手した。そして約3カ月をかけ、実機での検証なども織り交ぜて入念に検討を行った。

「しかし、いずれの方法もサービスインまでに費用や時間がかかり過ぎるのと、ユーザー側システム要員にJavaやセキュリティに関する高いスキルが必要になるので、最終的に断念することにしました」と、情報システム部シニアマネージャーの横道様は振り返る。

 一方、上記の検討期間中に、別の可能性も探っていた。それは、「今は誰でも携行している携帯電話のメール機能を、本社システムへアクセスするための道具として使えないか」(取締役 情報システム部長の小池様)ということだった。「携帯電話を使うのなら店舗などに特別な機器を設置せずに済み、簡便な足回りとすることができる」(小池様)という考え方である。

 そこで改めて、「IBM iと携帯電話を結ぶツール」をネット上で探索していたところ、ジェー・ビー・サービスの「N-Mail 400」というツールが「引っかかってきた」(横道様)という。

 N-Mail 400は、IBM i上でネイティブに稼働するメールクライアントソフト。あらかじめ設定した相手先メールアドレスとの間で送受信が可能で、IBM i側からはスプールファイルやデータベースのデータを自動で添付し送信できる。相手先デバイスとしては、LAN上のPCや、公衆ネットワークにつながるPCまたは携帯電話などが利用可能だ。また、N-Mail 400とRPGプログラムのインターフェースをRPGやCLPで開発できるので、IBM i技術者にとっては、JavaやPHPなどを修得することなしに慣れたやり方でメール連携システムを構築できるツールということになる。
「これなら、分散サーバーのような追加ハードウェアを必要とせずに、RPG技術だけでスピーディに構築できるだろうと考えました。実際、7月下旬のIBM iへのインストールからサービスインまで10日あまりで作業を完了しています。設定の容易さと開発生産性の高さは想像以上でした」と横道氏は評価する。開発したのは、在庫照会、売上実績照会など5つのアプリケーションである。
 例えば、在庫照会の場合は、携帯電話上で「業務アプリケーション」のメニューを開き、「在庫照会」を選択。表示された「製品コード一覧」から目的の製品を選んで、送信。送られたデータはIBM i上のN-Mail 400が受信してRPGプログラムへ受け渡し、在庫照会を行った処理結果をN-Mail 400経由で携帯電話へ返信するという仕組みである。携帯電話上には、「製品コード」と「製品名」、倉庫別の在庫数が表示される。実際に、マルマンオプティカルの在庫データベースに対して行った照会では、処理結果が35秒で送られきた。「どのような在庫照会でも、30秒から1分程度で処理結果が戻ってくる」(横道様)という。

 開発の途中で、ユーザーとなる直営店や営業担当者がさまざまなキャリアの携帯を携行していることが判明し、ドコモ、au、ソフトバンクのほかにiPhone、WILLCOMの新・旧アドレスなどすべての携帯端末への対応を終えた。これも10日間の導入期間中に作業を完了している。
「携帯メールというクローズドなシステムを使ったことによって、結果的にネットワーク・セキュリティを考慮せずに済んだので、短期開発が可能になりました。今回採用した方式では、メールアドレスの管理さえしっかりやればセキュリティは万全です。そこで、携帯メールのアドレスを管理する仕組みを作りました」(小池様)

 ユーザーからは「親指1本で在庫照会できるので便利」「必要な時にどこからでも実績数値など必要な情報を取り出せる」と好で、今後は、オーダーエントリーなどの機能追加や、より使いやすくするための拡張を行う計画だそうです。例えば、商品イメージの添付。問い合わせの間違いを減らすために在庫照会の結果に製品写真を添えてほしいというニーズは高い。また、大半の携帯電話にQRコード読取機能が付いているので、商品カタログに記載したQRコードを読み取ることによって在庫照会などを簡単に行う方法も検討中。

 今回のN-Mail 400活用の意義について吉田様は、「IBM iは、以前と比べると注目を集める機会が極端に減りましたが、IBM iと、時代の先端を行く携帯電話が連携することは、IBM iをもう一度、表舞台に引っ張り出すきっかけになると感じています。とにかく、IBM iの世界に長年慣れ親しんできた我々が一番びっくりし、可能性の大きさを実感しています」と語る。
 マルマンオプティカルでの利用はまだ3カ月足らずですが、その内容を知った別のユーザーへの導入が早くも決まった。

利用イメージ
N-Mail400の機能をご理解頂いた上で各部署のエンドユーザ様とSystem i(AS/400)基幹業務サーバを利用した業務で抱えている「問題点の洗い出し」をして頂くと、「基幹業務サーバ/アプリ+E-mail利用」で解決できるものがきっとあります。また、経営戦略を実現する為に検討している「ITシステム構築」要件のなかにも「基幹業務サーバ/既存アプリ+E-mail利用」で実現できる、またはその構築パターンの方が、「投資対効果」が大きいものがきっとあるはずです。
                 
重要:N-Mail400を業務で利用するためには、お客様のアプリに合わせてコマンド
    やCLPの変更、既存アプリにない業務は新規で開発する必要がごいます。

情報漏えい対策で、営業マンのノートPCを持ち出し禁止にした結果、事務スタッフが出先の営業マンからの電話問合せ(担当するお客様情報:注文履歴、与信限度額や在庫照会)対応が大変だと言うが・・・。
  
営業マン全員が持っている携帯電話(E-mail)を使おう。「N-Mail400」と現在ある照会PGMにちょっと手を加えれば携帯電話からの照会業務が簡単に実現できそうだ!

環境問題、CSR、コスト削減の観点から、直ぐにでも「印刷物の削減」を実現せよ!との要望に対してどうやって実現するか?
今まで印刷していたスプールファイルの一部は印刷物の配布でなく、E-mail配信(データ添付、本文として)でも問題ないし、かえって早く配布できそうだ!

AS/400入金消し込み後の結果をお客様担当営業マンにもっと早く知らせてもらえないと、「お客様への確認をもっと早くしろ」と言われてもムリ?
入金消し込み後の結果データをE-mailで担当営業マンに自動送信させよう!

個人のお客様宛へ督促状を郵送しているけれど、最近では郵便受けに入っている郵便物の確認は週に1回程度しかしないお客様が多い様だが・・・?
       
E-mailの受信チェックは日に何回もしているのだから、E-mailで督促のご案内をしよう。しかも郵便代金コストを下げる事が可能だ!

学生から携帯電話で自分の取得単位数や出席・成績情報を見たいとの要望があるが・・・?
携帯電話E-mailから照会してもおう!

電話・FAXによる現在の注文方法以外に、お客様側への利便性アップを実現する環境を短期間・低コストで構築できないか?
注文フォームをE-mailで送受信して、受信したデータをSystem i(AS/400)DB更新できそうだ!

給与明細をもらうタイミングよりも、もっと早く振り込まれる金額だけでも知りたい社員が多いんだなー?
給与計算処理した後、希望者だけに給与振り込み金額をE-mailで知らせてあげられる!

生産計画に対する生産実績を、現場ではExcelシートに入力してSystem i(AS/400)にアップロードしているのか?
入力フォームを作って、データ入力後にE-mailでSystem i(AS/400)に送ってもらえばDB更新まで簡単にできそうだ!

お客様への「契約更新時期のお知らせ」に手間とコストをかけ過ぎなので改善しろと言うが・・・?
更新2カ月前に「契約更新時期のお知らせ」をE-mail送信しよう!

サービスマンがお客様を訪問する際は、作業開始時と終了時に本部担当者へ電話連絡を入れているが、担当者が他の電話に出ている時にはなかなか電話が繋がらないので、電話連絡以外の方法を考えてくれと技術部長に頼まれたけれど・・・?
サービスマンが所有している携帯電話で、開始時、終了時にE-mail送信してもらって、それをシステムが取り込む開発をすれば実現できそうだ!

                 



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